VS上宮太子 「足元を見つめ、一歩一歩」
2016/01/27
1月24日
平田組新人戦初戦
サニックスワールドユース交流大会が13位で終わってからの3週間、全国のレベルは甘くないこと、自分たちの力の無さを思い知らされ反省練習をしてきた。この3週間の成果、もちろんその道は3週間で簡単に乗り越えられるほど甘いものではないので、公式戦を戦う中で同時進行で進めなければいけないことがたくさんある。
練習の成果が多少なりとも得られたのかどうかは試合でしか確認できない。
ハードな練習にて得る物もあれば失う物もあるだろうが、あたりまえのようにそう思っている選手はレベルが低い。
自分たちの可能性を狭めているのは、考え方ひとつであるのだから。
何にせよ急なレベルUPは望めない。足元を見つめ、一歩一歩自分たちのプランを進めていく必要がある。
大荒れの天気予報が見事外れ、グランドコンディションは最高であったが、公式戦に初めて出場する選手は緊張を隠せずメンタルは大荒れであったに違いない。
人生で初めての経験は誰もが緊張し失敗をするものである。もちろん成功する者もいるだろうが、失敗をどう生かすかが大切である。何事も経験を重ねなければいけないことがある。もちろん何度も同じ失敗をするようでは信頼は得られないのだが。
12時10分 平田組の新人戦のキックオフ。
キックオフから積極的に継続しゴール前まで侵入するも、肝心のゴール前では継続できず相手ボールになる。
慎重さは大切なことだが、ゲームの流れを考えれば大胆さが足りなかった。他にも原因はあるが、
【俺にボールを渡せ。トライをとってやるから】というメンタルが必要なシーンがいくつかあった。
【100の理屈と101個目では理屈ではない部分】が必要で
そんなもどかしさが渦巻くゲーム。ゲームのスコアを動かすには勇気と強さが必要。停滞ムードが漂う雰囲気を打破したのは、個の力。個から組織なのか、組織から個なのかは永遠のテーマであるが、ゲームの流れを変えることができる個の力は一人ひとりが持たなければいけない。そして、上級生である。
自分たちの代である以上、責任感を強く持たなければならない。大きなミスはないものの、微妙な調整力とじっくりと見なければわからない判断ミスがあり、停滞を招く。そんな中でも我慢しDFでボールを取り返す流れでなんとか
前半を19-0で折り返す。
得点を重ねたものの細部へのこだわりと目配りが足りずゲームが停滞していたことが多々あった。相手の激しいプレッシャーに対峙した時に、どのように対処するかは日々のトレーニングでしか学べない。
平田組新人戦初戦
サニックスワールドユース交流大会が13位で終わってからの3週間、全国のレベルは甘くないこと、自分たちの力の無さを思い知らされ反省練習をしてきた。この3週間の成果、もちろんその道は3週間で簡単に乗り越えられるほど甘いものではないので、公式戦を戦う中で同時進行で進めなければいけないことがたくさんある。
練習の成果が多少なりとも得られたのかどうかは試合でしか確認できない。
ハードな練習にて得る物もあれば失う物もあるだろうが、あたりまえのようにそう思っている選手はレベルが低い。
自分たちの可能性を狭めているのは、考え方ひとつであるのだから。
何にせよ急なレベルUPは望めない。足元を見つめ、一歩一歩自分たちのプランを進めていく必要がある。
大荒れの天気予報が見事外れ、グランドコンディションは最高であったが、公式戦に初めて出場する選手は緊張を隠せずメンタルは大荒れであったに違いない。
人生で初めての経験は誰もが緊張し失敗をするものである。もちろん成功する者もいるだろうが、失敗をどう生かすかが大切である。何事も経験を重ねなければいけないことがある。もちろん何度も同じ失敗をするようでは信頼は得られないのだが。
12時10分 平田組の新人戦のキックオフ。
キックオフから積極的に継続しゴール前まで侵入するも、肝心のゴール前では継続できず相手ボールになる。
慎重さは大切なことだが、ゲームの流れを考えれば大胆さが足りなかった。他にも原因はあるが、
【俺にボールを渡せ。トライをとってやるから】というメンタルが必要なシーンがいくつかあった。
【100の理屈と101個目では理屈ではない部分】が必要で
そんなもどかしさが渦巻くゲーム。ゲームのスコアを動かすには勇気と強さが必要。停滞ムードが漂う雰囲気を打破したのは、個の力。個から組織なのか、組織から個なのかは永遠のテーマであるが、ゲームの流れを変えることができる個の力は一人ひとりが持たなければいけない。そして、上級生である。
自分たちの代である以上、責任感を強く持たなければならない。大きなミスはないものの、微妙な調整力とじっくりと見なければわからない判断ミスがあり、停滞を招く。そんな中でも我慢しDFでボールを取り返す流れでなんとか
前半を19-0で折り返す。
後半は前半の反省点に修正を加えた。相手のプレースタイルに対応することと同時にチームとしてしなければいけない事柄を確認し、自分たちの土俵に連れてくるようにプレーすることを心がけた。
全体としてまだまだ足りない部分が散見されたことで、チームとして課題を一つ一つ解消していく努力を日々の練習でしていかなければならない。
練習の課題は試合に直結し、試合内容は練習に酷似する。
そんな中でもチームを締め、一番体を張り続けたのはFL・井上。激しいタックルから起き上がりまでの一連動作は、今日の試合の選手の中で一番であったのは練習の賜物。タックルしたらボールを奪い返すという基本をできている選手は意外にいない。そんな選手がたくさんいれば自動的にチーム力は上がってくるのだから、周りの選手も彼を見習うべきである。
得点を重ねたものの細部へのこだわりと目配りが足りずゲームが停滞していたことが多々あった。相手の激しいプレッシャーに対峙した時に、どのように対処するかは日々のトレーニングでしか学べない。
自分たちの足元を見つめ、すべきことを日々重ね、一歩一歩迫っていくことが大切である。
あれから1年10ヶ月。我々が目指している未来に明日があるかどうかは自分たち次第である。
毎日限界突破と目標の確認、自分たちの使命と責任をどれだけ思い続けられるか。早稲田ラグビーに課せられている使命と大義を果たしていくために厳しい選択を常にしなければならない。この3年間は己との戦いである。
« 平田組・チームビルディング第1弾【クリスマス会】 | 準決勝 VS興國高校「苦しみ、もがき、あがき続けた1年10ヶ月の結果」 »