ラグビークリニック『早稲田流コーチング』
2010/07/23
早稲田ラグビーを経験したから・・・・・・
「赤黒」「荒ぶる」を本気で目指した者だからこそ、本気で早稲田の弟分を支援したい・・ 未来の子供たちにラグビーを教えたい・・・・ 1人でも多くのラガーマンが早稲田に来てほしい。早稲田には特別な文化と伝統がある。 「荒ぶる」という言葉がすべてを学ばせてくれる。人間を大きくしてくれる。 これから先、早稲田摂陵ラグビーも早稲田の魂を継承していくことになるだろう・・・・・
7月17日、夏本番を思わせるような暑さの中、2019年W杯の中心を担う小・中学生約180名がラグビークリニックに参加した。
本クリニックのコーチは元早稲田大学ラグビー蹴球部監督、現日本コーチングディレクターの中竹さんをはじめ、早稲田大学ラグビー蹴球部OBの豪華メンバー9名が集まった。
そして、なんと!!!サプライズゲストとして権丈組・副将の五郎丸選手が来てくれました!! まずは、中竹さんから本日のコーチ陣の紹介、開講の挨拶をしてもらいました。「今日行う練習はどのチームでも行っていることです。JAPANでも行っている練習です。なぜこの練習が大事なのか、基本がいかに大事なのかを今日はわかってほしいと」と挨拶があり、クリニックはスタートした。
最初は、ハンドリングスキル。次に早稲田流のタックル講座。タックル後にどのようなポジションを取っているのか、デモンストレーションをコーチにしてもらい丁寧に注意点が説明された。 その後、FW・BKに分かれそれぞれ必要なスキルを学んだ後は、最後に五郎丸選手によるキック講座を行った。五郎丸選手の蹴る姿勢、足の位置などとても参考になることが多かったが、何よりもその正確性には驚かされている受講生が多かった。 そしてクリニックを通じて早稲田のコーチング力には改めて驚かされた。中竹さんをはじめ、豊田組を日本一に導いた前田さん、今田さん、JAPANでも活躍された小泉さんなど早稲田流の理論、丁寧なコーチングがその都度展開されていき、わずか3時間で受講生がうまくなっていくのが手に取るようにわかった。
最後に中竹さんから、「今日一番成長した人は誰だと思いますか?それは一番失敗した人です。挑戦することで失敗することで人間は成長していくので、多くの失敗、挑戦をこれから経験していくことが大事です」と話があり、クリニック終了後には全員で記念撮影、即席サイン会など本クリニックは大盛況に終わった。
*今回のクリニック開催に当たりまして、大塚製薬様には多大なるご支援をしていただいたことをこの場をお借りしまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。
[中竹コーチングディレクター] とてもとても暑い中、クリニックに参加してくれた中学生、小学生、ありがとうございました。
短い時間でしたが、楽しめましたでしょうか?
早稲田大学ラグビー部が普段やっている練習をやっていただきました。ラグビーは、基本が最も大切です。中学生、小学生のうちから、しっかりと基本を学んでください。そうすれば、必ず、よい選手になります。
早稲田大学と摂陵高校は、今後ますます連携を深めて、ラグビー部の強化を図っていきたいと思っています。早稲田大学ラグビー部で、赤黒のジャージを着て、国立競技場で、活躍したいヒトは、ぜひ、そのチャンスが広がる摂陵高校への道を考えてみてください。
また、来年も開催しますので、是非、まっています。
最後に、引率やサポートをして下さった指導者の方々、親御様、誠にありがとうございました。
〈藤森コーチ〉 (今日の感想を)多くの小・中学生が来てくれてとても感謝しています。大阪の中学生のレベルの高さを改めて実感しました。また、早稲田の繋がりの深さを、早稲田愛を感じることができる一日でした。前回は前田さん、今田さん、そして今回は中竹さんと一緒にコーチングを出来たこと、早稲田摂陵ラグビーを支援していただいたことにとても感謝しています。また、大先輩の小泉さん、同期の五郎丸や左京、後輩の森、常藤、村木も来てくれて早稲田ラグビーのすごさを実感しましたね。 夏合宿では大学ラグビー部との交流もあり、これから大阪で早稲田ラグビーを経験できる場所にしていきたいと考えています。一人でも早稲田摂陵に興味をもってもらえたら嬉しいですね。
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